一瞬の輝きのために生きている

一瞬の輝きのために生きている

私はカフェをやっています。
カフェというのはとっても利益率の悪い仕事です。多くの方は500円〜700円くらいを払って2時間3時間を過ごします。もちろん追加してくださる方もいるけれど、基本的にカフェに求めることってゆっくりとできること。こちらも多くは期待できません。
そして大概の人は何か副業をもってカフェをやっていることが多いです。どこかで確実な利益を得て、打合せ場所としてカフェを併設している、ギャラリーとして貸し出しているなどなど。
本業にしてしまった私は本当に毎月カツカツで自分もろくな生活ができていないのが実情です。
15時間くらい毎日当たり前に働いても給料はなし。他の友人は子供がいたり、独身ならかなりの収入がある年齢です。
時折ひどく落ち込んで愚痴を言うと、「好きな事やっているんだから文句言うなんておかしい」と返されてしまうことが多いので溜まる一方です。

 

それでもカフェを続けている理由ってなんだろう、と先日考えていました。
オープンの頃付き合い始めたカップルが結婚して子供が産まれ、その子の1歳の誕生日を一緒に祝うことができたとき。
直接つながりがなかったのに、SNSで「私の一番好きな場所!」などとご紹介されていたこと。

 

そうやってお客様からの温かい愛情を感じるときにやっていてよかったと本当に思います。
それは一瞬の喜びですが、その一瞬のために日々のつらい生活を乗り越えていられるのだと思います。
人生ってそういうものかもしれませんね。